2017年5月11日木曜日

ブログを書くのが不安になった話

ブログに作業日誌を書かなくなった日数を数えるたび、余計に「結果が出ないうちに次の記事を書く」というのがたまらなく不安になりました。

その時のことを書こうと思います。



人様に見せられるものじゃない、という気持ち

私がこのブログを始め、「最初に作るものはブログのテーマだ!」と決めた時、テーマ開発はウェブデザインを中心に、ある程度難航することも含めてもせいぜい二ヶ月あればそれなりのものができるだろうというつもりで始めていました。

ですが、Blogger の機能を調べているうちに物足りなく感じ、気がつけば機能拡張をテーマに組み込もうと必死になっていました。

このあたりは私のこだわりというか、自分が納得行くものができるまでひたすら作り込みたい、という私の性格からくるものだと思います。悪く言えば完璧主義、良く言って職人気質なところがあるんだと思います。

そのため、ある程度形にしては不満点を見つけ、作り直し、また不満点を見つけ……という作業を延々と繰り返します。だから、「作業自体は順調に進んでいる」でも「ゴールはそれと同じかもっと速い速度で遠のいていく」という状況になり、いつまでたっても完成しません。というか、当初目指していたゴールはとっくに過ぎ去っています。

「完成して公開してから改めて作ればいいじゃないか」と思うこともありますが、一つでも欠点があったらそれは人様に見せられるものじゃないという気持ちが湧いてきて、それを縛ります。別にそんなわけないというのは分かっているんですけど、どういうわけかそう思ってしまうんです。

こういった強迫観念のようなものが、制作物だけではなく、ブログの記事でも、メールでも、SNSのたった一行でも、相手が存在するもの全てにあるんです。

だから、ブログを書くときはとても緊張しているし、読み返す回数だって十回は下りません。それでも「きっとどこかに見落としがある」と思いながらも投稿し、そのときはとても緊張してハラハラしています。

普通に記事を書くだけでもそれで、加えて制作物のことを書く製作日誌ではその気持は2倍になり、しかも作業内容がウェブデザインから JavaScript ライブラリ開発と、全く方向性が変わってきていることも自覚しているので、さらに数倍の不安が襲ってきたのです。

もっと気楽にやろう!

そんな私ですが、もう少し気楽に物事を考えられる人になりたいという気持ちはもちろんあります。

ブログ始めたての頃は、ブログを続けていればそういう性格を改善できると思ってましたが、ある日から突然に、記事を書いては削除してを繰り返すようになり、気がつけばブログから距離を置くことで人様に自分を見せなくて済む環境を作ってしまいました。

完成させてから公開すればいいと思ってたらキリがないんですね。なかなか思い通りにならないものです。

友人のブログの、ネガティブな部分を隠さないところに感化されたというのもあり、私自身に対する「人様に見せられたものじゃない」という気持ちが薄れたのでブログに戻ってきました。

こう思ってしまうこと自体はこれからもずっと続くでしょうけど、適度に反発してたまには受け入れつつ、やりたいことを続けていこうと思います。

一度は更新を一月もサボったブログですが、今後もちょくちょく続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします!

気楽にやるよ! ウェーイ!

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