今回は前回のつづきで、なんでこのブログのテンプレートを作るのにウェブサイトを意識するかを考えてみました。
(前回:『ウェブサイトを意識してみる ~Blogger テンプレートを作るよ! (15)~』)
ブログとウェブサイトの違いを考える
まずはブログとウェブサイトの違いを明確にしておこうと思います。
ブログは共感、共有の場
ブログというのはウェブログの略で、元々はウェブ上に残しておく履歴のような物らしいです。今ではブログ=日記というイメージが強いですね。
ブログの用途は、主に日記か雑誌だと思っています。「最近こういうことがありました」 というのは日記で、 「○○について調べてみました」 とかは雑誌という分類です。
ブログの用途は、主に日記か雑誌だと思っています。「最近こういうことがありました」 というのは日記で、 「○○について調べてみました」 とかは雑誌という分類です。
日記としてのブログ
日記をメインにしたブログの場合、主役となるのは大抵は 「人や場所」 です。自分自身の事だったり、ペットの様子だったり、公園に花が咲いたとかの話だったりします。ですので、それについて知りたい人が読者になります。
私は自分から日記系ブログを探すことは滅多になく、SNS 等で偶然見かけて気に入ると読者になることが多いです。人によっては、たとえば新米ママ仲間が日々どんな生活をしているか知りたいとか、友達になりたいとか、そういう目的で探してやってくるかもしれません。
読者は著者の近況を知りたくて読みに来るので、最新の投稿はトップページからクリックせずに全文が読めると楽でいいです。
私は検索エンジンで気になるキーワードで検索して辿り着くことが多く、主に必要な情報を手に入れるための情報源としてこの手のブログを利用します。
日記と違い、気になる投稿を選んで読みたいので、トップページには本文ではなく一覧が欲しいです。私は自分から日記系ブログを探すことは滅多になく、SNS 等で偶然見かけて気に入ると読者になることが多いです。人によっては、たとえば新米ママ仲間が日々どんな生活をしているか知りたいとか、友達になりたいとか、そういう目的で探してやってくるかもしれません。
読者は著者の近況を知りたくて読みに来るので、最新の投稿はトップページからクリックせずに全文が読めると楽でいいです。
雑誌としてのブログ
雑誌をメインにしたブログの場合、主役となるのは大抵は抽象的な 「雑誌のテーマ」 です。たとえば 「夜景」 などをテーマにしたのなら、その雑誌のテーマに沿って 「この工場の夜景がすごい」 みたいな話を投稿します。そうすると、夜景好きな人が読者になります。私は検索エンジンで気になるキーワードで検索して辿り着くことが多く、主に必要な情報を手に入れるための情報源としてこの手のブログを利用します。
また、興味のあるジャンルの投稿だけを検索しやすいよう、投稿のラベル分けをしっかりやって、分かりやすいように大分類のラベルメニューを設置したりすることが重要だと思います。
このブログはどっち?
この 『まどうぐ工房』 の制作日誌は、制作物の完成を目標にしたシリーズ物の投稿です。日記にも近いですし、雑誌の連載のようにも思えます。うーむ、どちらかというと雑誌……かなぁ。ウェブサイトは公開の場
大きな括りの中ではブログもウェブサイトの一種ですが、ブログや SNS、投稿サイトなどの多人数が参加するウェブサービスを除いて、個人や企業のウェブサイト(ホームページと呼ぶ人もいる)のことを考えてみます。
ウェブサイトの用途は、主に展示場や専門書だと思っています。
私の場合、この類のウェブサイトはよく見ます。もっぱらの用途は商品を購入する時にメーカーの公式サイトで詳細を確認したり、フリーソフトをダウンロードしたりするときに制作者のサイトで使い方を確認したりするのに読みます。
制作物の一覧性が良く、サイトの全体像が把握しやすいことが重要なポイントだと思います。具体的には、ページリストを設置して、ページをきちんと整理整頓して階層にして、サイトマップを作り、パンくずリストが表示されるようにします。
主役は 「専門書のテーマ」 です。たとえば 「生け花入門」 であれば、生け花とは何かから始まり、使う道具の説明やら心構えやら、花の種類やら何やら、初歩の初歩から順序立てて説明することが多いです。
展示場としてのウェブサイト
人や場所に加え、イラストや写真、フリーソフト、製品などの制作物を一覧表示したり、制作物の詳細を公開するのが展示場としての用途です。主役は 「人や場所、制作物」 です。私の場合、この類のウェブサイトはよく見ます。もっぱらの用途は商品を購入する時にメーカーの公式サイトで詳細を確認したり、フリーソフトをダウンロードしたりするときに制作者のサイトで使い方を確認したりするのに読みます。
制作物の一覧性が良く、サイトの全体像が把握しやすいことが重要なポイントだと思います。具体的には、ページリストを設置して、ページをきちんと整理整頓して階層にして、サイトマップを作り、パンくずリストが表示されるようにします。
専門書としてのウェブサイト
数学や歴史、プログラミング言語やパソコンの使い方など、学習のために情報を公開するのが教室としての用途です。主役は 「専門書のテーマ」 です。たとえば 「生け花入門」 であれば、生け花とは何かから始まり、使う道具の説明やら心構えやら、花の種類やら何やら、初歩の初歩から順序立てて説明することが多いです。
どちらにしても
前述の通り、ブログでも似た用途ではあるのですが、この二点についてはブログよりはウェブサイトの方が向いていることだと思います。ただ、努力次第で逆転現象は起こりうると思います。ウェブサイトを意識したブログというと?
このブログが目指すテンプレートは、最近の投稿の一覧を表示し、サイトマップを作り、パンくずリストが表示されるようにして、あとはラベルリストのメニューとページリストのメニューが両方同時に必要になる、というわけですね。……。
いやいやいやいや! これ結構大変なんじゃないでしょうか。強引に一つにまとめても、見に来る方にとって使い勝手が良くなかったら本末転倒ですし。正直、ウェブサイト作成サービスを使ってブログと使い分けたほうが良さそうな気もします。
何事も経験!
でも、何事も経験ですね。とりあえずものは試しということで、 全部一本でやっていけるような贅沢なテンプレートを目指してみようと思います!そうと決まれば、早速レイアウトだ! 明日から頑張る!
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